≪プレスリリース≫淡路市における電柱を活用した情報発信にかかる社会実験の実施について

淡路市、淡路市商工会、株式会社パソナグループ(以下、パソナグループ)および関西電力送配電株式会社(以下、関西送配電)は、本日から2025年10月31日までの間、淡路市内の電柱を活用した情報発信にかかる社会実験を実施します。

淡路市では、自然・観光・飲食施設が広範囲に多数存在している一方、「市内での周遊促進」や「情報発信の内容と方法の工夫」など、観光客の呼び込み・長期滞在化に対する課題が挙げられています。

今回の実験は、公共空間に面的に配置されている電柱を活用した、タイムリーな情報発信を実現することで、観光客が手軽に観光情報へアクセスできる仕組み構築を目指すものです。

具体的には、淡路市内にある関西送配電の電柱5本に、タッチセンサーや電子ペーパーといった情報発信デバイスを設置し、淡路市デジタルマップ「あデジ」や、淡路市商工会の「淡路島ええもんうまいもん情報」、パソナグループの「淡路島西海岸アプリ」等、淡路市内の観光情報を発信します。

設置物の安全性や、タッチセンサーへのアクセス状況、電子ペーパーの視認状況などの検証をはじめ、電柱を活用した情報発信の有効性を確認しながら、これらの媒体から取得したデータを地域事業者の方々に提供し、より魅力的な情報コンテンツ作りにつなげます。

なお、本取組みは、2025年大阪・関西万博「未来の都市」パビリオンにおいて、関西送配電が実証中のスマートポール機能を流用して実施するものであり、タッチセンサーと電子ペーパーを組み合わせて実際の電柱に設置して情報発信を行うことは、国内で初めてとなります。

淡路市、淡路市商工会、パソナグループおよび関西送配電は、地域の利便性向上や地域課題の解決を目指し、サービスの検討を進めてまいります。

2025年8月1日
淡路市
淡路市商工会
株式会社パソナグループ
関西電力送配電株式会社

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